ポルトガル金型事情視察

弊社は、(一社)日本金型工業会主催による「ポルトガル金型事情視察(2018年9月30日~10月6日、5泊7日)を企画・運営致しました。同時期、ポルトガルの金型2大都市であるマリナ・グランデ市とオリベイラ・デ・アゼメイス市では、Moulds Event 2018が開催されており、12か国より1,100人以上が参加、世界の金型業界に影響する技術情報やマーケットトレンドに関して分析やディスカッションが活発に行われました。

ポルトガル経済大臣Manuel Caldeira Cabral氏やマリナ・グランデ市長も来賓として祝辞を述べられ、金型産業は、ポルトガルでの製造業発展を支える重要基盤産業として、政府や自治体に認知され、且つ多くの支援を受けている様子でした。

滞在中は、企業7社と研究センターを訪問。金型売上200億円規模で世界最大の樹脂成形金型メーカーと言われるSIMOLDES社、買収統合と政治力により拡大してきた樹脂成形金型のグループ企業IBEROMOLDES社(社長はEFFRA:European Factories of Future Research Association(欧州製造者連合)等、中々見られない現場に踏み込み沢山吸収してきました。

訪問企業:GLN Moldes, RIBERMOLD, SIMOLDES, MoldIT, IBEROMOLDES, ABRANTES, TJ Moldes