当社代表 茄子川が東京経済大学 経営学部【中小企業経営論】で講演致しました

  

当社代表 茄子川                「中小企業経営論」講義風景(6月28日E001教室)

 

■ゲスト講師にコンサルティング会社社長。「若いうちはリスクを踏んで沢山の経験を」

2012年6月28日(木)2時限目の授業「中小企業経営論」で、ものづくり業界(金型、農業機械等)や企業に対して、経営コンサルティングや支援等を行なっている起業家が、ゲスト講師として招かれ、キャリアを振り返りながら、起業するにいたった足跡を披露しました。

講師は、「株式会社事業革新パートナーズ」茄子川仁(なすかわ・じん)代表取締役社長で、この日、東京経済大学5号館E001教室では、授業の冒頭、山本聡(やまもと・さとし)経営学部専任講師は「起業家はいかに起業し、どのような苦しみや悩み、楽しみを持ち、経営的な判断をしているものなのかということを知る機会にしてほしい」と述べました。

講義のなかで茄子川氏は、大学卒業後、商社とコンサルティング会社での勤務を経て、「人生をかけて自分にしかできない仕事とはなにか」について考え抜き、つかんだキーワード「中小企業」「小さな金額で大量に」「海外進出」を軸に自分の視点として、日本で中小企業を営む社長たちが抱える経営的な悩みなどに向き合い、共に考えて助言、サポートできるいわば、「良きパートナー」になるのを使命とするビジネスを起業しようと決心したことなどを語りました。

コンサルティングのやりがいや魅力については、「日々の仕事ではいかに中小企業と信頼を築き、中小企業が持つ技術を魅力的に紹介できるかについて知恵を絞る全力の闘いをしている」とプロフェッショナルとしての厳しさを述べたうえで、「日本の金型産業の競争力の高さは素晴らしく、海外への進出を手伝い出来ることは日本経済や世界経済に関われることである」と将来への展望について語り、企業との「橋渡し」の重要性にも言及していました。

最後に茄子川氏は「自分の道は自分で決めることが大切です。若いときのリスクはむしろ歓迎して、経験という財産を手に入れましょう。人生の経験は一番の財産なのです」とキャリアで不可欠な決意と決断の大切さを強調し、講義を締めくくりました。

講義を受けた学生は感想を「就職活動で中小企業にも目を向けようと考えていたが、中小企業自体を支える企業にも魅力があると感じ、企業をみる視野が広がりました」と述べていました。

(取材:学生記者 21世紀教養プログラム3年 室橋一騎)

 

東京経済大学ホームページより http://www.tku.ac.jp/news/010110.html