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【バイオ】日経産業新聞のTechXに、HEMIX(へミックス)が掲載されました

2021年11月18日、「日経産業新聞」の「TechX」に、当社開発品である「HEMIX(へミックス)」とその誕生経緯について、紹介いただきました。

【記事内容 骨子】

①脱プラの動きが高まる中、英国グラスゴーで開催された「COP26」(国連気候変動枠組み条約締約国会議)で、事業革新パートナーズ(BIPC)が開発した100%植物由来 生分解性プラスチック「HEMIX」が注目された。

②「HEMIX」は、植物に含まれる多糖類「ヘミセルロース」を活用する。その特長は、海中生分解性の高さで、海に流出しても、30日程度で90%以上が水と二酸化炭素に分解される。国際認証基準である180日で90%以上と比較して、6倍程度早く分解される。

③世界的に普及しているポリ乳酸(PLA)は、海では分解されにくく、また、粘性の高さから金型に張り付き成形不良を起こすことがある一方、「HEMIX」は流動性が高く、紡糸やフィルムなどへの加工も可能にし、さらにPLAと混ぜることで樹脂の耐熱性や流動性の性能を向上できる。

④BIPCがヘミセルロース研究を始めたのは2018年からで、そこには「当社が植物由来の新素材を開発することで中間製造業界(金型・素形材)の活性化に貢献したい」(BIPC代表・茄子川談)との熱い想いがあった。

⑤開発には様々な苦労があった。ヘミセルロース単体では強度が足りず、強度向上に向けて他の植物成分と最適比率を見つけ出す必要があったこと。「HEMIX」完成後も、こんどは量産に向けての原料確保や差別化のための策を練らねばならなかったこと。あれこれ思い悩む中で、食品工場や飲料メーカーで大量に産業廃棄物が発生していることを知り、「これらを原料にできれば消費者が求める環境に優しい製品が作れるはずだ」(BIPC茄子川談)と、可能性を求めて各地へ赴いた。

⑥各所から籾殻やそば殻など産業廃棄物を取寄せたが、その後も最適なヘミセルロース抽出条件を見つけ出せねばならない苦労は続く。様々な抽出機を取寄せ、試行錯誤を繰り返し、2021年3月、ついに初めて製品として、「鉄道林間伐材由来のタンブラー」を販売することができた。

⑦今後も、自社で一貫して製品開発をしながら、様々な国や地域ごとに現地の製造企業と提携することで量産化する方針である。「各地で地産地消の植物由来サプライチェーンを構築したい」(BIPC茄子川談)

※画像については本文を加工の上、掲載をさせていただいております。

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