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【バイオ】tbc東北放送ラジオ「エン・ボヤージュ」に出演しました

 株式会社事業革新パートナーズ・代表の茄子川が、本日、tbc東北放送ラジオ「エン・ボヤージュ」(番組名)、「11時のコンシェルジュ」(コーナー名)に出演し、安藤アナウンサーより、当社製品「鉄道林タンブラー」についてインタビューを受けました。下記、その様子をご紹介させていただきます。

 

tbc東北放送ラジオ・インタビュー内容

〇11時になりました。「11時のコンシェルジュ」の時間です。様々なゲストにお話を伺うコーナーです。

〇さて、今日はスタジオに、珍しいものを用意しています。 飲み物を入れるタンブラーなのですが、パッと見た感じは、透明なプラスチックでできた、シンプルなものです。材質がどんな感じか、ちょっと叩いてみましょうか。⇒コツッ、コツッ・・・

〇一見、どこにでもあるようなプラスチックのタンブラーなのですが、実は、このタンブラー。元をたどれば、木からできているんです。どういうことなのでしょうか!?

○そこでこの時間は、このタンブラーを開発した会社の方に、お話を伺います。

〇神奈川県川崎市にある株式会社「事業革新パートナーズ」の茄子川さんにお話を伺います。お電話がつながっています。こんにちは。

 

Q:早速ですが、このタンブラーは、どんなタンブラーなのですか?

A:JR東日本の線路を、吹雪や強風から守る鉄道林という樹木資源があるのですが、間伐をして不要になった枝や丸太を有効活用するために、植物由来プラスチックの材料からタンブラーの飲料容器まで、JR東日本 仙台支社の皆様と一緒に共同開発したものです。

東日本大震災から10年の節目である今年3/11に、東北の人と産品を結び、魅力ある商品を生み出す「東北デスティネーションキャンペーン」のコンテンツの1つとして開発しました。

 

Q:株式会社「事業革新パートナーズ」は、どんなお仕事をする会社なのでしょうか?

A:当社は、100%植物由来プラスチックの研究開発・製造をしている会社です。また製造品の原型となる「金型」を作る業界を支援する活動もしています。

実は、私の父は盛岡生まれ、母は仙台生まれで親類が東北に住んでいるのですが、仙台で金型メーカーを営んでいるいとこの会社のお手伝いもする等、東北でも仕事をさせていただいております。

 

Q:このタンブラーは、どうやって木から作るんですか?

A:木をおがくずのような粉の状態にした上で、200℃近い熱水と圧力をかけて、バイオプラスチック材料になる成分を抽出します。その抽出した成分に、強度を加える合成処理をしてプラスチック材料が出来上がります。その後、タンブラーの形をした金型という型で転写して製品が出来上がります。

 

Q:木からバイオプラスチックを作り出すのは、やはり難しいのでしょうか?

A:そうですね。先ず木から成分を抽出する際に、適切な温度、圧力が必要で、またこのタンブラーのような透明な商品にするためには、光の屈折率を調整するなどの工夫も必要になるため、石油由来プラスチックから作る場合と比較すると、何倍も手間がかかります。

 

Q:ちなみに、タンブラーの他に、そちらの会社でバイオプラスチックで作っているものはありますか?

A:はい。化粧品のクリームを入れる容器、透明な植木鉢などあります。バイオプラスチック材料から製造していて、扱いやすい材料のため、どのような形や商品も作ることができます。

ビールメーカーと、大麦の搾りかすからビールジョッキを開発したり、水産加工会社と、海山物の甲羅や骨から釣り用具や漁網を開発する等の検討もしています。

 

Q:なぜ、このタンブラーを作ろうと思われたのですか?

A:当社のバイオプラスチック材料は、世界的に研究開発されていないヘミセルロースというとてもマイナーな成分のため、消費者の皆様に広く知って頂き、色々なご意見を頂きたいと考えました。そこで、普段使われているものを考える中で、飲み物に使われて、女性・お子さんにも持ちやすい小ぶりのタンブラーが良いのではと思い開発しました。

 

Q:このタンブラーは、無色透明というよりは、少し茶色いのですが、 これは、もともと木だからですか?(何の色なのでしょう?)

A:はい。木や植物は製造過程で200℃ぐらいの熱がかかると、元々の天然の色素で必ず茶色くなります。逆に無理やり色を変えたりせずに、天然のありのままの色味を感じながら、お使い頂きたいと考えています。

 

Q:どれくらいの材料から、どれくらいのバイオプラスチック(タンブラー)ができるのでしょうか?

A:はい。おおよそ木1kgから100gのバイオプラスチック材料ができます。タンブラー1個約100gなので、木1kgからタンブラー1個ができることになります。

 

Q:このタンブラーは、どんなメリットがあるのでしょう?

A:2つあります。

1つ目のメリットは、温暖化で課題となっているCO2排出量を減らすことにあります。

光合成でCO2を吸収している植物を使うことと、特に、間伐材や不要な木を燃やさずに、バイオプラスチック材料に転換することで、燃やす分のCO2を減らすことができます。

2つ目のメリットは、海のプラスチックごみ問題を解決することです。

当社のバイオプラスチック材料は、海洋生分解といって、海や川の中でもバクテリアが分解することでごみとして残らない材料です。海や川にプラスチックごみが流れ着いて、自然を破壊したり、マイクロプラスチックという小さなプラスチックの破片を飲み込む健康被害などの対策になります。

 

Q:このタンブラーは、生分解性があるそうですが、どのくらいの時間で分解されるのでしょうか?

A:樹脂材料の状態で、約60日間で90%以上、分解します。様々なバイオプラスチック材料が出ていますが、その中でも最速の分解速度がある材料の1つになります。

 

Q:洗うときは、普通に洗っていいですか?

A:はい。洗剤などにも強い材料に仕上げているため、洗って頂いて大丈夫です。ただし今回の製品は、食洗器や電子レンジは入れないようお願いしています。4月以降に販売する第2弾は、食洗器・電子レンジでも使えるものを開発します。

 

Q:このタンブラーは、どこで手に入るのでしょうか?

A:JR仙台駅の接続するエスパル仙台東館2F「いろといろ」というお店で限定販売しています。また東日本の販売ホームページ JREモールの「東北MONO」というページでもインターネット販売しています。

 

Q:ちなみに、何を入れて飲むのがおいしいと思いますか?

A:バイオプラスチック材料で透明度を意識して開発したので、リンゴジュースやオレンジジュースなど飲み物の色を楽しみながら飲むと最高においしいです。

 

〇株式会社「事業革新パートナーズ」の茄子川さんにお話を伺いました。ありがとうございました!

 

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